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一週間ぶりにビエンチャンに戻りました。
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流浪の青年海外協力隊員 t28-miya でございます。
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9月2日から9日まで約1週間ほど南部に旅行に行っていました。
旅行について少しずつ書いていこうと思います。
まずは最初に向かった場所。シーパンドンについてです。
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まずはパクセーの空港に降り立って、バスターミナルへ。
ここからシーパンドンにいける街、ナーカサンに向かいます。
シーパンドンとは、シーパンがラオス語で4000、ドンは島という意味です。
つまり4000の島という意味で、メコン川の中州に浮かんでいる陸地が幾つかあり、そこが4000個の島に見えることからそう呼ばれている場所です。
ナーカサンの様子。この付近にチケット売り場があり、ボートに乗って川を渡り、島に行きます。
主な島はデット島とコーン島があり、そこがかなり観光地化されています。
英語では4000 island と呼ばれており、私が行った時はほぼ観光客は欧米人といった感じでした。
おそらく、カオサンからとかツアーなんかがあって来やすいのではないかと思います。
島の様子はこんな感じです。
車が何台も通れるほど道路が大きくないので、行き交うのは自転車かバイク、たまにトラクターという感じ。
島の内陸部はほぼ田んぼのようで、水田の風景が続きます。
たまたま通りかかったお宅。皆さんで糸を紡いでいました。
後ほど記しますが、かつて鉄道が走っていた橋があり、そこを使って学校に通う女の子。
このようなのどかな島の様子を楽しむことができます。
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この島の見どころは二つあると思います。
まず一つ目は滝です。
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島で自転車でいけるくらいの範囲に2箇所大きな滝があり、その景観が迫力満点です。自転車はレンタル自転車があり、借りることができます。
まず一つ目はコーン島の南西にある、ソーンパミットの滝です。
写真はこんな感じです。ワイドで撮れなかったので迫力が伝わりにくいのではないかと思います。
見渡す限りの激しい水の流れで、その景観そして何より流れる水の音の迫力が凄かったです。
それともう一つの滝、コンパソーイの滝。コーン島の北東のあたりにあります。
ちょっと奥まっていてたどり着くのが大変でした。
この橋を渡っていくのですが、ちょっとおっかなかったです ^^;
渡りきったところ
ここは、ソーンパミットに比べて川幅が広くなく、それほど景観はワイドではないですが、流れの迫力がすごいです。雨季ということで、水量も多かったので、その流れの速さに拍車をかけている感じでした。
近くにコンパペンの滝という最も大きな滝があり、そちらの方が有名なのですが、
これら、ソーンパミット、コンパソーイの滝もとても見ごたえがありました。島に入ってしまえば自転車でいける範囲にあるので、滞在した際は是非行ってみてほしいですね。
それと、もう一つの見どころ。
鉄道です。
ラオスに鉄道はないのですが、このデット島とコーン島はかつて、ラオス国内で唯一鉄道があった場所と言われています。
どれくらいかつてかというと、1890年代です。100年以上前ですね ^^;
カンボジアから入ってきた、フランスの開拓団の手により、作られた物資輸送のための鉄道です。
カンボジアから入った開拓団は当初、船(当時はエンジンなどなく、石炭を燃やして進む蒸気船)でメコンを渡り、ラオスの開拓を目指しますが、上述した滝の流れの中を船が進むことができず、そこを避けて物資輸送をするための代替え陸路として、島を通る鉄道を敷設して物資を輸送したのだそうです。
1890年代といえば、日本史でいうと、日清戦争が起こっていた時のようです。
当時の機関車。1990年にフランスの歴史学者の方によって島の森の中から発見されたのだそうです。現在は屋根がかかり、展示スペースとなった場所に飾られています。
この機関車以外にも、鉄道があった跡は島のいたるところにみられます。
物資の積み上げを行った橋の跡です。
柵として活用されている線路。ちょっとユニークですね。(^^)
それと、これらの島のシンボルと言える。
デット島とコーン島をつなぐ橋。
鉄道を通すために作られたものですが、今でも島で暮らす人たちのライフラインとして活用されています。
実は、この橋越しに沈む夕日が撮りたいなと思い、この橋が見える宿に泊まって頑張って写真とりました。
それがこちら
自分でいうのもあれなんですけど、活動期間中でかなりのベストショット級の写真ではないかと思います。
しかし、1894年以降島を経由しない新しい物資輸送経路が確立されだんだんと使われなくなったのだそうです。
今ではその跡を残すのみですが、とても歴史的なロマンを感じさせてくれる遺物になっていると思います。
以上、これが私が思うシーパンドン、コーン島、デット島の魅力です。
滞在は2泊3日くらいがおすすめです。
是非滝の迫力と歴史ロマンを感じてみてください!!
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