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流浪の青年海外協力隊員 t28-miyaでございます。
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最近、
ドミにたまたまDVDがあり、見返してみたドラマがありまして
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それが
JIN - 仁
現代に生きる脳外科の医師が、ある日突然ひょんなことから江戸時代にタイムスリップしてしまい、奮闘しながらもその時代で出会う人に支えられながら医療技術の向上に貢献し
ていくというようなお話です。
詳しくはこちらを参照ください。
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ご存知の通り、私自身はいま青年海外協力隊員としてラオスで活動しているわけですが、
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そんな今改めてみてみると、このドラマの主人公、南方仁先生が江戸時代で活動し奮闘する様子が、なんとなく協力隊の活動に似ているような気がします。
似ている点
その1
用語が通じない
南方先生が発する用語がわからず周囲の人が困惑する感じと同じような経験をしており、すごく共感できました。
例えば、オペ、手術、ORS、注射、点滴、などなど…。
それらの用語を聞いて周りの人がなんやねんそれみたいな感じになる場面。特に
何cmくらいで…
というのがうまく伝わらず、これくらいと苦し紛れに手で示してみせるところなんかは特になんとも言えずああそんな感じだと思わされます。
自分はパソコン教室みたいなことやってるんですが
ドラッグアンドドロップ、共有フォルダ、ダウンロード、ネットワーク、ウェブサイト、オープンソース、GIMP、などなど…。
といった用語を発するとなんやねんそれってなりました。
そういった用語が理解されず、定着するまでに説明と時間を要するところがすごくリアルに自分の活動の場面とマッチしている気がしました。
その2
ないものは自らの力で作り出さなければならない
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ドラマの中ではこれでもかっていうぐらい、その時代にはないけれど必要だと思われる器具や薬などを作ったり、または代用したりします。
アルコール度数の高い焼酎を消毒薬として用いたり、砂糖、塩からORSを作ったり、ゴム管と空洞の針を用いて点滴作ったり、きわめつけは青カビからペニシリン精製しちゃうんですけど…。
とにかくいろんなものを作り出してしまいます。
協力隊員も日本に当たり前にあるものがないなんてことがよくあるので、自ら工夫して作らなければいけないことはよくあります。
私も、こっちに来ていい教材を見つけることができなかったので、自分で工夫して書いたものを教材に日々のパソコン教室をやっています。
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そういう点が似ていると実感させられるとともにそういうところから学んでいかないとなと思わせられる工夫の仕方が多く描かれているように思います。
あと、ドラマの中で描かれている部分でこれは重要だなと思う点があります。
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それが
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出会う人、組織との関わりかた
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南方先生を取り巻く人たちを協力隊隊員を取り巻く人たちに置き換えてみると…
咲さん、橘家のみなさん → カウンターパート、大家さん
坂本龍馬、緒方洪庵、西洋医学所、幕府 、ヤマサ醸造所 → 同僚、配属先、JICA
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というような置き換え方ができるように思います。
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まぁ、全く何も持たずに江戸時代にタイムスリップするという話の発端であるので、そこでの人との関わりというものがなければドラマは進まないわけですが、
日常で関わる人から時には歴史上のとんでもない組織、人物と関わりをうまく持ちながら困難を乗り越えていきます。
その感じもまた、協力隊の活動と似ているなぁと思うところなのです。
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しかし、重要なのは南方先生自身の、その場その場の重要な局面で確実に結果を出す技術によって確実な信頼を得ているということだと思います。
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恭太郎さんの手術、コレラ治療および予防活動の啓発、ペニシリン精製の成功、などなど、重要な局面で結果を出せる確かな技術とそれを示してこそ得られている信頼と関係がうまくドラマで描かれている気がします。
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さらに、自作の器具で頭蓋骨に穴を開ける練習に打ち込んでいたり、西洋医学所で講義をしたり、知識についてその時代に合わせてわかりやすく説明する工夫をしていたり、ペニシリン精製のために医学所に自身も泊まりこんで作業したりと技術を示すために自身も努力してるような部分も描かれていて、本当に学ぶべき部分が多いなと実感させられます。
私自身も信頼を得られるような技術力を示していきたいですし、それをするための精進や努力を続けていかなければいけないなと思います。
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とまぁ、色々と語ってきましたが
実際のところ、時間軸上の違いや、言葉が通じるかどうかなどなど、違う部分もたくさんあると思うのですが、ドラマJIN - 仁で描かれている内容は協力隊の活動によく似ていて通じる部分があるのではないかなと思います。
もし機会があればドラマを見ていただき、ああこんなもんなんだなっていう想像くらいはできるのではないでしょうか。
最後に
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江戸時代にタイムスリップしたり(実際にはそんなことありませんが ^^; )、協力隊員になって途上国で活動したりするということには苦労がつきものなのですが
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そんななかでぐっとくる
ドラマのセリフがあります。
神は乗り越えられる試練しか与えない
このセリフになんとなく励まされた気がしました。
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それではまた。
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