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2016年1月3日日曜日

2度目の授業期間を振り返る

ສະບາຍດີ!!



今夜はドミに来ています。



皆様あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。



と、ご挨拶すべき時期ではありますが、そんな感覚が全くない日々を送っております。

流浪の青年海外協力隊員t28-miyaでございます。






先週までで10月から行っていた3ヶ月の授業期間が終わりました。



前回に引き続きというか、前回以上に色んなことがありました。

そんなわけで新年一発目は授業の振り返りです。



基本的な情報を整理するとこんな感じです。



【授業期間】2015年10月5日~2015年12月24日
【総授業日数】39日
【総授業時間数】152時間
【全生徒数】32名(女性12名)

前回より授業の日数が少なかったです。それと女性の割合が前回よりも多かったです。
ちょっと残念だったのは、期間中にラオスの国家独立記念日やタートルアン祭りなどのイベントが盛りだくさんで時期によって来れる人が少なかったりしたこと、途中からこれなくなってあきらめてしまう方もいたのでそこが残念でした。

きてもらって何かやっていただくというのが重要なので、長期にわたって来れなかった方についてはもうしわけないのですが、修了証はお渡しできません。



次に教科、今回開講したのは以下の通りです。

・パソコン操作基礎
・Microsoft Office Excel
・Microsoft Office PowerPoint
・Computer Network
・PhotoRetouch
・Excel VBA マクロ プログラミング
・Computer Maintenance

新しく教材を開発して教えたのがPhotoRetouch と Excel VBAマクロ。

PhotoRetouchは何のことやねんと思われるかたもいると思いますが、画像処理です。

なぜか多くの方から Photoshopをやりたいという要望が多くあり、要望にこたえる為にもມັນっぽいものができないかなといろいろ考え

Gimp というソフトを代わりに使ってそれっぽいことをやってみました。



PhotoShop をもともと使ったことがある人には不評でしたが、始めてやってみるという方には受けがよかったように思います。

受けがいいかどうかは別として海賊版が横行するなかでOSSの使用を促すという意味ではよかったといえる取組みだったのではないかと思います。




それと、Excel VBA。

残念ながらこれはラオスの方には難しすぎたようで、全くうけず、途中でやる内容を変えるという対応もしました。

ただ、一部のできる人には、これを真面目に勉強してみたいという要望もあったのですが、他の方が着いていけなさすぎて全てをできずに終ってしまいました。



全ての人を救い切れなかった自分の力量不足です。



そして今回は、最後に講師の教え方、ラオス語についてどうだったかを最後にアンケートで聞いてみました。

結果こんな感じです。

わかりやすくコンピュータに関する教科や資料の作成に取り組み実際に作成していた点を考慮すると講師はよく教えていたと思う。

教え方についてはよかった。しかし、講師の発するラオス語のについては聞きやすいものではなかった。よりわかりやすく話してもらえるようにがんばってほしい。
講師のラオス語の話し方について多くの人がよくわからなかった。
教え方がとてもよかった。ラオス語もよく話していた。

もっとゆっくりとやってほしい。早くやると生徒はついていけず、少ししか理解できないので。
生徒が理解できるような教え方がろくにできていない。ラオス語の書き方もわかりづらくろくにできていない。

講師の話し方があまりわかりやすくない。
もし今後機会があればラオス語について学習しなおすべき、そうすればもう少しやりやすく、わかりやすくなるなどの改善が見込める。

教え方について 教え方についてはよかったが、ラオス語がよく話せないことによって説明がわからなかった。英語についてもそれほどよくない。

ラオス語についてはあまりよく話せていない、改善を図るための訓練が必要。

教え方についてはよかった。説明の仕方については生徒が理解できるような説明が全くできていない、なぜならラオス語を駆使してコミュニケーションを図ることがよくできていないからだ。

もっとよくラオス語を話してほしい

使用するラオス語の単語やイディオムについてもっとわかりやすく説明してほしい。

教え方についてはいいと思うが、ラオス語の話し方が聞きづらい。音の強め方、アクセント、発音など意識して多くラオス語を発するべき。

資料の作り方について全くよくない。なぜならラオス側への配慮に欠け、修正すべき間違いが多くあるから。

資料中に正しくないラオス語が多くある。

ラオス語の話し方についてはいいが、よくわからない単語があり改善すべき

講師のラオス語がよくできていない状態での教え方であり生徒が満足に理解できない。

一部ラオス語の単語や主要な文法に間違いがあった。説明の仕方についてもよくわからず混乱を招くものであった。

説明や指導をゆっくりやってほしい。

教え方はいいと思うが、ラオス語を話す、書くという部分において詳細な部分までできていない。もっとわかりやすくやってほしい。

講師はもっとよく説明すべきだったし、生徒に対してもっと問いかけるべきだった。



どれも厳しいご意見ばかりでした。



こんなんでよく最後までやったなというレベルだと思います。



わからないといわれたところは何度も説明したり、生徒さんの近くにいって説明したり、やって見せたりしていたのですが、結局は何も伝わっていなかったということだと思います。152時間も費やして、結局何もつたえることができませんでした。


これを受け、授業が終ったあたりから、使っていたラオス語の教科書を出してきて、声に出して読み始めました。



次の課題は

・語学力アップ
・授業の進行をゆっくりやる

というところだと思っており、できるところまでの語彙力、発音でやるペースや量を落としてもいいのでゆっくりとした進行でやるべきなのかと思いました。



厳しい現実を突きつけられましたが、

それでもなお通い続けてくれて、私にそう気付く機会を与えてくれた生徒の皆様に感謝したいと思います。

今回得た経験を次に活かせるようにまた頑張ろうと思います。


教える側にありながらもっとも多くのことを教わったのは自分自身でした。





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