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2015年2月21日土曜日

活動報告っぽいもの 〜 LANケーブルを作ろう〜

ສະບາຍດີ !!

ເຈົ້າ ສະບາຍດີ ບໍ່ ?

相変わらずラオス語に奮闘する日々です。



私は生まれつき、”いい居場所”に恵まれない境遇なのかもしれない。

流浪の青年海外協力隊員t28-miyaでございます。






配属されて2週間が経ちました。



が、仕事らしい仕事はほとんどできていません。



本日はそんな私の配属先と今やっていること、先日やったLANケーブルを作ったことについて記しておこうかとおもいます。

配属先について

ラオス連合同盟 能力開発センターという職業訓練施設です。



宿泊施設を兼ね備えた職業訓練施設ということになっています。




が、

職業訓練施設としてはほとんど機能していません。

ベトナム人の方がベトナム語を教えていたようですが、今は帰っていて何かを教えているという気配はありません。



2階が宿泊施設になっていて、部屋が空いているということで私はいまそこに住まわせてもらっています。

何故か私の向かいの部屋にはサワンナケートから来られているとても英語が流暢なラオス人のPhongさん、その隣には施設のお手伝いさんと思われる女性(旦那さん、子供連れ)が住んでいます。

もう、わけがわかりません。

でも、みんなとてもいいひとです。






私が赴任するという事があったからでしょうか、一応教室を用意してくれていてパソコンが10台ほど並べてありました。

が、

パソコンがただ並べてあるだけでした。

電源タップがなく、すべてのパソコンを稼働させることができず、インターネット接続もできない…

壁際にLANの接続口はありますが、老朽化していて使えるかわからない状態。



そのような状況をカウンターパート(普段は30kmほど離れた学校で英語を教えており、1週間に1回くらいしか来ない…)に相談し、教室の環境を整える、それと並行して教える内容のカリキュラムや教材作成を進めるということで活動を進めることにしました。

まずは教室の環境を整えるということで教室内のLANを構築しようと思い作業を進めています。

幸い、新しいスイッチングハブやLANケーブルなど資材をいただくことができたのでそれで作業を進めています。

LANケーブル(cat5)を作る

カウンターパートとカウンターパートについて一緒にやってきた技術系の先生に見せたら、お前すげぇなって感じの目で見られたLANケーブルの作り方について記しておきます。

既存の長さのLANケーブルを買ってこなくても、長い距離のケーブルを買って、それを切ってLANケーブルを作ることができます。

必要な機材など

かしめ工具


ケーブルの先端を最後にきゅっとかしめてあげる為の道具です。カッターが付いた便利なものもあります。

カッター、ペンチなど


ケーブルを切断したり、ケーブル先端のゴムの覆いの部分を切り取ったりする為に使います。


最近は専用のカッターのようなものもあり使ってみたら便利でした。

テスター


最後にケーブルが機能するかどうかを確かめる道具です。

作り方

ケーブルを切る

長さを決めケーブルを切ります。



覆いのゴムの部分を切り取る

ケーブルの周りのゴムの部分(写真では白い部分)を切り取り中に入ってる細いケーブル(8本入ってる)を出します。

コツとしては、先端から2cmの部分を切り取るとうまいこといきます。



8本のケーブルの色の順番を整える

覆いの部分を切り取ると中から8本色のついたケーブルが出てきます。

並べる順番が決まっているのでその通りに揃えます。

並べる順番は2パターンあります。

パターン1
左から
白・緑

白・橙

白・青

白・茶


パターン2
左から
白・橙

白・緑

白・青

白・茶


このケーブルは最初の状態がパターン2だったのでパターン2で並べました。

これを間違えずにやるのが肝です。

ケーブルの頭の部分に突っ込む、そしてかしめる

上記の並びを整えたら、整えたまま頭の部分に突っ込みます。

頭の部分は俗に言うRJ-45と呼ばれる規格のコネクタです。



私のこだわりとしてはゴムの大きの部分とコネクタのかしめる部分をうまくかぶせることです。

ここがうまく被らないと丈夫な接続にならないので


こんな感じでかしめ工具にいれ、カチッと音がするまでしめます。

この作業を先端の2箇所でやりましょう。

最後うまくいったか確認する

テスターを使い、ケーブルの並びが間違ってないか、ケーブルが機能するか確認します。



先端2箇所をテスターに挿入しスイッチをONにします。

1から8のランプが順番に規則正しく点滅したら成功です。

ランプがちぐはぐに点滅したり、点滅しないランプがあった場合失敗です。


ケーブルの先端の部分は一度かしめてしまうと再度外すことができないので、失敗しないように落ち着いてゆっくりやる(資源の少ない途上国では特に)のがいいかとおもいます。

まぁやったことがない方は何度か練習してみるのもいいかとおもいます。



こんな感じの作業を泥臭くやり、1日も早く教室の環境構築ができるよう、またそれと並行してカリキュラム、教材の作成をして早期に教室を開講できるよう少しずつ頑張っています。



他の隊員に比べ充実した活動というのはできていません。

配属先にとっても自分がやっていることが本当に今必要なのかどうかわかりません。



どういう状況にあれど、私は一技術者で、一インストラクターであることに変わりないので、できることを少しずつ進めていきます。






これでケーブルを敷設できたら

Linuxサーバを構築して教室内のファイル共有、アドレスの払い出し自動化(DHCP)、プロキシなんかができたらなと考えています。

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2 件のコメント:

  1. 日々の積み重ねが大事ですよね。

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  2. 何だか、海抜0メートルから登山をするような気分ですね(笑)。でも、動くこと、とにかく行動することですね。そうすれば、何かが向こうからやってくる(起こる)もの。落ち着いたら、また「横手かまくらFM」にメッセージを下さいね。私の番組は月2回(第二・第四木曜日)です。活動ぶりを、その都度、ご紹介させていただきますので。

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